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zoom RSS テレビのお仕事 (真理)

<<   作成日時 : 2007/08/20 11:05   >>

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先月末に、9月から放送されるテレビドラマお・ばんざいの仕事が入った。



俳優の石倉三郎さん、斉藤由紀さんらが出演するドラマで、ストーリーの中で

桃太郎という中学生役の男の子(坂本奨悟君)が絵を描くという設定がある。

ドラマの中でこういった絵を描く設定になっている時、役者さんに絵を描かせる

わけにはいかないので、絵はスタッフが予め用意しておかなければならない。

そんなときに絵のお仕事の依頼がくる。



今回は、[桃太郎君が、石倉三郎さん達が大工仕事をしている姿をスケッチしている]

という場面に使うスケッチを頼まれた。

普段はまず台本と写真が送られてきて、アトリエで写真を見ながら絵を描き

完成したらPCやFaxでスタッフに送り、監督にオーケーかどうか確認をとった後で

発送するのだが、今回は現場(スタジオ)に行ってその場で30分以内で描く

ということだった。

以前、「こちら本池上署」の仕事をしていた時もそういう事はあったけれど、今回は

久々だったのでとても緊張と不安があった。

スタジオに行くのはいつも緊張してしまうのだ!!

そして何よりも絵が描けるかどうかという不安が大きかった。

監督のイメージどおりに描けるか?時間に間に合うか?自分が満足のいく絵が

描けるかなどいろいろ考えしまうのである。



仕事の依頼が来てから、すぐにデッサンの練習を始める。

絵が描ける人は簡単にその場ですらすらと描けると思っている人が大勢いるが

見えないところで地味に練習しているのである。



当日、不安が解消されないまま現場に向かう。

なんとかなるでしょ。

と自分に言い聞かせる。

現場に到着すると、スタッフが今回描く場面を写メし、プリントしたものを持ってきて

すぐに描いてください!!

と渡してきた。

絵描きモードに切り替え必死で描き始める。



桃太郎役(坂本奨悟君)の子が隣に来て

「普段は何をされている方なんですか?」

と声をかけてきてくれた!(うれし〜)

しかし今の私は時間内に絵が描き終えられるか、上手く描けるか

という事で頭がいっぱいだったので、

いろいろ・・・・」

と返事もままならない状況だった。(ごめんね。桃太郎くん)

「隣で描いているところを見ていていいですか?」

と、再び桃太郎君が聞いてくれたときも

いいですけど・・・・見られていると思うと手が震えてしまうかも

しれません。


と答えたら(プロとは思えないセリフだね・・・・)

「じゃあ、向こうに行ってますね。」

と言って、壁から顔をのぞかせて私の描いてる手元などを観察していた。

(ほんとにごめんよ〜桃太郎くん)

そして思いどおりに絵が完成した。



桃太郎君は本番で、教えてもいないのに私の手の動きを取り入れていた。

「さすが役者魂!!」

と感心したよ。

(普段は撮影テストの時などに役者さんに手元の指導をしている。)

監督からのオーケーももらい、その日は無事に終わった。

よかった〜〜。


その後立て続けに仕事が入るのだがその話はまた後日。

                                  
<真理>














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